本学は、5月26日に発足した「特別検討委員会(委員長:JohnathanT. McCaskill氏)」より、
9月末時点での活動の進捗および今後の活動計画について報告書を受領いたしましたので、その概要をお知らせ致します。
1. 主な活動内容に関する報告:
1) 規則/契約などの学内資料のレビュー
学則である 「KIT Student Handbook」や、大学と学生間で取り交わされる契約書・合意書をはじめ、学生の出席記録などのキリロム工科大学の学内資料を確認し、客観的な立場からレビュー
2) 日本及びカンボジアの法律や規制のレビュー
日本及びカンボジア双方におけるデータの取り扱いや、個人情報の保護に関する法や規制を確認し、法的な観点からレビュー
3) 海外の他大学事例の調査
海外の大学教育における事例を調査し、それらをベンチマークとして本学の現状を確認
4) 公開情報/セキュリティカメラの録画情報の調査
本件に関して公表されている雑誌記事、YouTube、ブログ記事の他、学内におけるセキュリティカメラの録画情報を調査し、本件の事実関係を確認
5) 学生、教職員、事務職員らへのインタビュー
本学の学生、教職員、事務職員ら複数人に対するインタビューを通じた実態の把握
2. 今後の予定に関する報告:
特別検討委員会としては、引き続き、一部の日本人学生に対する退学処分及び学習環境・教育水準・生活環境に関して、関係者へのヒアリングを継続する。さらに、海外におけるスタンダード・ベストプラクティスの調査を進め、残り数週間の活動を経て、最終報告書を提出する予定である。
以 上
Monday 12 October 2020
KIT Special Review Committee Administration Office
令和2年11月6日
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